“せんわう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
先王33.3%
擅横22.2%
僭王11.1%
宣王11.1%
專横11.1%
山王11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
の東にある先王せんわうの金婚式記念の博物館をもうたが、其処そこの日本部にはおよそ十室にわたつて歌麿、春信、広重、豊国其他そのたの浮世絵が蒐集せられて居た。
巴里より (新字旧仮名) / 与謝野寛与謝野晶子(著)
彼等平民はみづから重んずる故を知らず、おのづから侠客なるものをして擅横せんわう縦暴しようばうの徒とならしめたり、侠客の侠客たる所以ゆゑん、甚だ重しとせず、平民界にいりて一種の理想となりたる跡、まことに痛むべし。
徳川氏時代の平民的理想 (新字旧仮名) / 北村透谷(著)
馬鹿ばか亜弗利加アフリカ僭王せんわうよ」
晶子詩篇全集 (新字旧仮名) / 与謝野晶子(著)
莊子さうじ(一八)蒙人もうひとなりしうしうかつもう(一九)漆園しつゑんたり。りやう惠王けいわうせい宣王せんわうときおなじうす。(二〇)其學そのがくうかがはざるところし。しかれども其要そのえう老子らうしげんもとづきす。
少々專横せんわう唐突たうとつで、多分時にはやかましく云つたりするやうな權利を持つてもいゝと贊成してくれますか——つまり、私があなたのお父さん位の年だといふことや
オリオンその他の星座が送るほのあかり、中にすっくと雪をいたゞく山王せんわうが立ち黒い大地をひきゐながら今はてもない空間を静にめぐり過ぎるのだ。さあみんな、祈るのだぞ、まっすぐに立て。
柳沢 (新字旧仮名) / 宮沢賢治(著)