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先王
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せんわう
ふりがな文庫
“
先王
(
せんわう
)” の例文
それは、道徳家としての彼と芸術家としての彼との間に、何時も
纏綿
(
てんめん
)
する疑問である。彼は昔から「
先王
(
せんわう
)
の道」を疑はなかつた。
戯作三昧
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
市
(
し
)
の東にある
先王
(
せんわう
)
の金婚式記念の博物館をも
訪
(
と
)
うたが、
其処
(
そこ
)
の日本部には
凡
(
およ
)
そ十室に
亘
(
わた
)
つて歌麿、春信、広重、豊国
其他
(
そのた
)
の浮世絵が蒐集せられて居た。
巴里より
(新字旧仮名)
/
与謝野寛
、
与謝野晶子
(著)
森鴎外
(
もりおうぐわい
)
先生は確か馬琴日記抄の
跋
(
ばつ
)
に「馬琴よ、君は幸福だつた。君はまだ
先王
(
せんわう
)
の道に信頼することが出来た」とか
何
(
なん
)
とか書かれたやうに記憶してゐる。
澄江堂雑記
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
“先王”の意味
《名詞》
先代の君主。
かつての聖王。
(出典:Wiktionary)
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
王
常用漢字
小1
部首:⽟
4画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手