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擅横
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せんわう
ふりがな文庫
“
擅横
(
せんわう
)” の例文
山水もはた昔時に異なりて、豪族の
擅横
(
せんわう
)
をつらにくしとも
思
(
おもは
)
ずうなじを垂るゝは、
流石
(
さすが
)
に名山大川の威霊も
半
(
なかば
)
死せしやと
覚
(
おぼえ
)
て面白からず。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
彼等平民は
自
(
みづか
)
ら重んずる故を知らず、
自
(
おのづ
)
から侠客なるものをして
擅横
(
せんわう
)
縦暴
(
しようばう
)
の徒とならしめたり、侠客の侠客たる
所以
(
ゆゑん
)
、甚だ重しとせず、平民界に
入
(
いり
)
て一種の理想となりたる跡、
真
(
まこと
)
に痛むべし。
徳川氏時代の平民的理想
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
擅
漢検1級
部首:⼿
16画
横
常用漢字
小3
部首:⽊
15画
“擅”で始まる語句
擅
擅制
擅場
擅権
擅行
擅政
擅断
擅殺