“しよいう”の漢字の書き方と例文
語句割合
所有100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さうして以前いぜんから所有しよいう政府せいふ日本銀行にほんぎんかうぶんくはへると三億圓おくゑん在外正貨ざいぐわいせいくわ蓄積ちくせきすることが出來できたのである。
金解禁前後の経済事情 (旧字旧仮名) / 井上準之助(著)
みぎぢくになつてりますが、三遊亭いうてい共有物きよういうぶつとして、円朝わたくし門弟共もんていどもはうあづけておきましたけれども、これ河竹黙阿弥翁かはたけもくあみをう所有しよいうされてたのを、円朝わたくしもらけました。
落語の濫觴 (新字旧仮名) / 三遊亭円朝(著)
こぶしむねつていのるかとおもへば、すぐゆびあな穿つたりしてゐる。これ猶太人ジウのモイセイカともので、二十年計ねんばかまへ自分じぶん所有しよいう帽子製造場ばうしせいざうばけたときに、發狂はつきやうしたのであつた。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)