“しょゆう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
所有60.0%
諸邑20.0%
所由10.0%
諸友10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
またわたしの所有しょゆうする知識ちしきにたいしても——まあ、そうとうたかい今の身分やきょうぐうのことは申しますまいが——どうかおまえよばわりだけは、やめていただきたいものですな。
父のに接して一たび江戸に帰ったが重ねて毛総の諸邑しょゆうに漫遊し、安政五年戊午の春には家を京師にうつした。漫遊するごとに詩集を刊刻している。
下谷叢話 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
途中にて図らずも某に邂逅かいこうし、種々笑談の後、某の著しく衰弱せるをあやしみ、その所由しょゆうを問いしに、某は過般来、脚気症の気味ありしが、夏期に至り病勢増進して
迷信と宗教 (新字新仮名) / 井上円了(著)
東游とうゆうせんとして郷中きょうちゅう諸友しょゆうに別るゝの長詩に
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)