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しやくよう
ふりがな文庫
“しやくよう”の漢字の書き方と例文
語句
割合
借用
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借用
(逆引き)
飾
(
かざ
)
りて申樣此度拙寺が本山天一坊樣大坂へ出張に付旅館として
足下
(
そくか
)
の
控家
(
ひかへや
)
を
借用
(
しやくよう
)
の儀を
頼入
(
たのみいれ
)
しに早速の承知
忝
(
かたじ
)
けなしと
述終
(
のべをは
)
り此は
輕少
(
けいせう
)
ながら
樽代
(
たるだい
)
なりと金子を
贈
(
おく
)
り借用證文を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
……こゝの
御新姐
(
ごしんぞ
)
の、
人形町
(
にんぎやうちやう
)
の
娘時代
(
むすめじだい
)
を
預
(
あづ
)
かつた、
女學校
(
ぢよがくかう
)
の
先生
(
せんせい
)
を
通
(
とほ
)
して、ほのかに
樣子
(
やうす
)
を
知
(
し
)
つてゐるので……
以前
(
いぜん
)
、
私
(
わたし
)
が
小
(
ちひ
)
さな
作
(
さく
)
の
中
(
なか
)
に、
少
(
すこ
)
し
家造
(
やづく
)
りだけ
借用
(
しやくよう
)
した
事
(
こと
)
がある。
深川浅景
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
既
(
すで
)
に
去
(
さ
)
る
寛保年中
(
くわんぽねんちう
)
、
一時
(
いちじ
)
の
窮
(
きう
)
を
救
(
すく
)
はむため、
老職
(
らうしよく
)
の
輩
(
はい
)
が
才覺
(
さいかく
)
にて、
徳川氏
(
とくがはし
)
より
金子
(
きんす
)
一萬兩
(
いちまんりやう
)
借用
(
しやくよう
)
ありしほどなれば、
幼君
(
えうくん
)
御心
(
おんこゝろ
)
を
惱
(
なや
)
ませ
給
(
たま
)
ひ、
何
(
なん
)
とか
家政
(
かせい
)
を
改革
(
かいかく
)
して
國
(
くに
)
の
柱
(
はしら
)
を
建直
(
たてなほ
)
さむ
十万石
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
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