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しやくや
ふりがな文庫
“しやくや”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
借家
83.3%
借屋
16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
借家
(逆引き)
安井
(
やすゐ
)
がもし
坂井
(
さかゐ
)
の
家
(
いへ
)
へ
頻繁
(
ひんぱん
)
に
出入
(
でいり
)
でもする
樣
(
やう
)
になつて、
當分
(
たうぶん
)
滿洲
(
まんしう
)
へ
歸
(
かへ
)
らないとすれば、
今
(
いま
)
のうちあの
借家
(
しやくや
)
を
引
(
ひ
)
き
上
(
あ
)
げて、
何處
(
どこ
)
かへ
轉宅
(
てんたく
)
するのが
上分別
(
じやうふんべつ
)
だらう。
門
(旧字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
借家
(
しやくや
)
を
貸
(
か
)
して
母屋
(
おもや
)
を取らるゝ
譬
(
たとへ
)
なるべし、とは
云
(
い
)
へ
是
(
これ
)
も
大江戸
(
おほえど
)
の
有
(
あり
)
がたき
恵
(
めぐ
)
みならずや。
落語の濫觴
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
しやくや(借家)の例文をもっと
(10作品)
見る
借屋
(逆引き)
斯う
内儀
(
かみ
)
さんは話した後で、長く居る療養の客の中には松林の間に眺めの
好
(
い
)
い
借屋
(
しやくや
)
を
見立
(
みたて
)
て、海に近く住んで見る人なぞもあるが、いづれも
終
(
しまひ
)
には寂しがつて
灯火
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
さらぬだに、
地震
(
ぢしん
)
で
引傾
(
ひつかし
)
いでゐる
借屋
(
しやくや
)
である。
颶風
(
ぐふう
)
の
中心
(
ちうしん
)
は
魔
(
ま
)
の
通
(
とほ
)
るより
氣味
(
きみ
)
が
惡
(
わる
)
い。——
胸
(
むね
)
を
引緊
(
ひきし
)
め、
袖
(
そで
)
を
合
(
あは
)
せて、ゐすくむと、や、や、
次第
(
しだい
)
に
大風
(
おほかぜ
)
は
暴
(
あ
)
れせまる。
十六夜
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
しやくや(借屋)の例文をもっと
(2作品)
見る
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