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しやうかく
ふりがな文庫
“しやうかく”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
衝角
50.0%
上角
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
衝角
(逆引き)
今
(
いま
)
は
工事中
(
こうじちゆう
)
であるから、
明瞭
(
あきらか
)
に
知
(
し
)
る
事
(
こと
)
は
出來
(
でき
)
ぬが、
其
(
その
)
一種
(
いつしゆ
)
は
艇
(
てい
)
の
前端
(
ぜんたん
)
に
裝置
(
さうち
)
されたる
極
(
きは
)
めて
強硬
(
きようこう
)
なる、また
極
(
きは
)
めて
不思議
(
ふしぎ
)
なる「
衝角
(
しやうかく
)
」
一名
(
いちめい
)
「
敵艦衝破器
(
てきかんしやうはき
)
」と
呼
(
よ
)
ばれたる
軍器
(
ぐんき
)
で
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
一秒時間
(
いちびやうじかん
)
に三百
廻轉
(
くわいてん
)
の
速力
(
そくりよく
)
をもつて、
絞車
(
こうしや
)
の
如
(
ごと
)
く
廻旋
(
くわいせん
)
するのであるから、
此
(
この
)
衝角
(
しやうかく
)
の
觸
(
ふ
)
るゝ
所
(
ところ
)
、十四
吋
(
インチ
)
半
(
はん
)
以上
(
いじやう
)
の
裝甲
(
アーモア
)
を
有
(
いう
)
する
鐵艦
(
てつかん
)
の
他
(
ほか
)
は、
殆
(
ほと
)
んど
粉韲
(
ふんさい
)
せられざるものは
有
(
あ
)
るまいと
思
(
おも
)
はるゝ
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
此
(
この
)
衝角
(
しやうかく
)
は
世
(
よ
)
の
常
(
つね
)
の
甲鐵艦
(
かうてつかん
)
又
(
また
)
は
巡洋艦等
(
じゆんやうかんとう
)
に
裝置
(
さうち
)
されたものとは
痛
(
いた
)
く
異
(
ことな
)
りて、
其
(
その
)
形
(
かたち
)
は
三尖形
(
さんせんけい
)
の
極
(
きは
)
めて
鋭利
(
えいり
)
なる
角度
(
かくど
)
を
有
(
いう
)
し、
艇
(
てい
)
の
前方
(
ぜんぽう
)
十七
呎
(
ヒート
)
以上
(
いじやう
)
に
突出
(
とつしゆつ
)
して、
其
(
その
)
鋭利
(
えいり
)
なる
三尖衝角
(
さんせんしやうかく
)
は
艇内發動機
(
ていないはつどうき
)
の
作用
(
さよう
)
にて
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
しやうかく(衝角)の例文をもっと
(1作品)
見る
上角
(逆引き)
木形に
上角
(
しやうかく
)
、大角、左角、
釱角
(
ていかく
)
、判角あり、火形に
上徴
(
しやうちよう
)
、質徴、少徴、右徴、
質判
(
しつはん
)
あり、土形に
上宮
(
しやうきゆう
)
、大宮、加宮、少宮、左宮あり、金形に
上商
(
しやうしやう
)
、
釱商
(
ていしやう
)
、左商、大商、少商あり、水形に
上羽
(
しやうう
)
、大羽
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
しやうかく(上角)の例文をもっと
(1作品)
見る
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