“強硬”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きょうこう71.4%
きやうかう14.3%
きようこう14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
小原の強硬（きょうこう）な忠告によってそれをまくことにした、かれらはいずれもいずれも暗涙にむせんで歯をくいしばっていた。
ああ玉杯に花うけて (新字新仮名) ／ 佐藤紅緑(著)
これは番頭の祿兵衞が強硬（きやうかう）に反對して、沙汰止（さたや）みになりました。
銭形平次捕物控：020 朱塗りの筐 (旧字旧仮名) ／ 野村胡堂(著)
今（いま）は工事中（こうじちゆう）であるから、明瞭（あきらか）に知（し）る事（こと）は出來（でき）ぬが、其（その）一種（いつしゆ）は艇（てい）の前端（ぜんたん）に裝置（さうち）されたる極（きは）めて強硬（きようこう）なる、また極（きは）めて不思議（ふしぎ）なる「衝角（しやうかく）」一名（いちめい）「敵艦衝破器（てきかんしやうはき）」と呼（よ）ばれたる軍器（ぐんき）で
海島冒険奇譚　海底軍艦：05 海島冒険奇譚　海底軍艦 (旧字旧仮名) ／ 押川春浪(著)