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強硬
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きょうこう
ふりがな文庫
“
強硬
(
きょうこう
)” の例文
小原の
強硬
(
きょうこう
)
な忠告によってそれをまくことにした、かれらはいずれもいずれも暗涙にむせんで歯をくいしばっていた。
ああ玉杯に花うけて
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
特異
(
とくい
)
な行事を期待していた塾生たちにとっては、多少物足りなく感じられたらしかったが、そのために、これという
強硬
(
きょうこう
)
な主張も出なかった。最も多く発言したのは飯島だった。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
然
(
しか
)
らば幕府の内情は
如何
(
いかん
)
というに
攘夷論
(
じょういろん
)
の
盛
(
さかん
)
なるは当時の
諸藩
(
しょはん
)
に
譲
(
ゆず
)
らず、
否
(
い
)
な徳川を一藩として見れば諸藩中のもっとも
強硬
(
きょうこう
)
なる
攘夷
(
じょうい
)
藩というも可なる
程
(
ほど
)
なれども、ただ
責任
(
せきにん
)
の局に
在
(
あ
)
るが
故
(
ゆえ
)
に
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
義昭
(
よしあき
)
としては、将軍家という司権者の立場から、自分の諸政にたいする信長の意見書などに、耳をかす気もなかった。けれどただ十七ヵ条のうち二箇条だけは、
強硬
(
きょうこう
)
に迫られると、困る問題だった。
新書太閤記:04 第四分冊
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
と正三君はいつになく
強硬
(
きょうこう
)
に出た。
苦心の学友
(新字新仮名)
/
佐々木邦
(著)
▼ もっと見る
その事の
知
(
し
)
れ
渡
(
わた
)
るや各国公使は
異口同音
(
いくどうおん
)
に異議を申込みたるその中にも、
和蘭公使
(
オランダこうし
)
のごときもっとも
強硬
(
きょうこう
)
にして、現に
瓜哇
(
ジャワ
)
には
蘭王
(
らんおう
)
の
料地
(
りょうち
)
ありて
物産
(
ぶっさん
)
を出せども、これを政府の手にて
売捌
(
うりさば
)
くことなし
瘠我慢の説:04 瘠我慢の説に対する評論について
(新字新仮名)
/
石河幹明
(著)
“強硬”の意味
《名詞》
強硬(きょうこう)
強く自分を主張して、考えなどを曲げないこと。また、そのようなさま。
(出典:Wiktionary)
強
常用漢字
小2
部首:⼸
11画
硬
常用漢字
中学
部首:⽯
12画
“強”で始まる語句
強
強請
強情
強力
強靱
強飯
強盗
強者
強靭
強面