衝角しやうかく)” の例文
いま工事中こうじちゆうであるから、明瞭あきらかこと出來できぬが、その一種いつしゆてい前端ぜんたん裝置さうちされたるきはめて強硬きようこうなる、またきはめて不思議ふしぎなる「衝角しやうかく一名いちめい敵艦衝破器てきかんしやうはき」とばれたる軍器ぐんき
一秒時間いちびやうじかんに三百廻轉くわいてん速力そくりよくをもつて、絞車こうしやごと廻旋くわいせんするのであるから、この衝角しやうかくるゝところ、十四インチはん以上いじやう裝甲アーモアいうする鐵艦てつかんほかは、ほとんど粉韲ふんさいせられざるものはるまいとおもはるゝ
この衝角しやうかくつね甲鐵艦かうてつかんまた巡洋艦等じゆんやうかんとう裝置さうちされたものとはいたことなりて、そのかたち三尖形さんせんけいきはめて鋭利えいりなる角度かくどいうし、てい前方ぜんぽう十七ヒート以上いじやう突出とつしゆつして、その鋭利えいりなる三尖衝角さんせんしやうかく艇内發動機ていないはつどうき作用さようにて