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くわいし
ふりがな文庫
“くわいし”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
懷紙
71.4%
懐之
14.3%
懐紙
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
懷紙
(逆引き)
袂
(
たもと
)
にも、
懷中
(
ふところ
)
にも、
懷紙
(
くわいし
)
の
中
(
なか
)
にも
持
(
も
)
つて
居
(
ゐ
)
て、
眞
(
しん
)
に
成
(
な
)
つて、
眞顏
(
まがほ
)
で、
目
(
め
)
を
据
(
す
)
ゑて
嗅
(
か
)
ぐのが
油
(
あぶら
)
を
舐
(
な
)
めるやうで
凄
(
すご
)
かつたと
言
(
い
)
ふ……
友
(
とも
)
だちは
皆
(
みな
)
知
(
し
)
つて
居
(
ゐ
)
る。
番茶話
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くわいし(懷紙)の例文をもっと
(5作品)
見る
懐之
(逆引き)
わたくしは
上
(
かみ
)
に柏軒の妻狩谷氏俊が、安政乙卯の地震の時、中橋の家より湯島なる兄
懐之
(
くわいし
)
の家へ避難した記を抄し、
因
(
ちなみ
)
に俊が遺文数種の事を言つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
狩谷
懐之
(
くわいし
)
の茶番に用ゐた木刀は、
髹𩋡
(
きうしつ
)
金環、実に装飾の美を極めたもので、懐之はこれを伊沢氏にあづけて置いた。安石は倉皇これを佩びて馳せ去つた。
伊沢蘭軒
(新字旧仮名)
/
森鴎外
(著)
くわいし(懐之)の例文をもっと
(1作品)
見る
懐紙
(逆引き)
湖畔
(
こはん
)
五
里余
(
りあま
)
り、
沿道
(
えんだう
)
十四
里
(
り
)
の
間
(
あひだ
)
、
路傍
(
ろばう
)
の
花
(
はな
)
を
損
(
そこ
)
なはず、
樹
(
き
)
の
枝
(
えだ
)
を
折
(
を
)
らず、
霊地
(
れいち
)
に
入
(
い
)
りました
節
(
せつ
)
は、
巻莨
(
まきたばこ
)
の
吸殻
(
すいがら
)
は
取
(
と
)
つて
懐紙
(
くわいし
)
へ——マツチの
燃
(
も
)
えさしは
吹
(
ふ
)
き
消
(
け
)
して
十和田湖
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
くわいし(懐紙)の例文をもっと
(1作品)
見る
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かいし
ふところがみ
かみ
ふところかみ