“かいき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
甲斐絹54.5%
開基13.6%
怪奇9.1%
海気9.1%
嵬気2.3%
囘起2.3%
回忌2.3%
恠喜2.3%
瑰奇2.3%
皆虧2.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
甲斐絹かいきが安く買えるとか、そんな他愛のないことばかりでしたからお角は、この殿様がどうしてかの立派な御身分から今のように
大菩薩峠:18 安房の国の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
下野薬師寺は奈良の東大寺、筑紫の観音寺と共に天下の三戒壇、鑑真の開基かいきで、日本有数の名刹めいさつだった。この名刹の別当は、流刑というには当らない。
道鏡 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
だちょうはおどろいてサービスの頭を、その怪奇かいきなくちばしで二つ三つつついた。
少年連盟 (新字新仮名) / 佐藤紅緑(著)
海気かいきで体がしっとりしてきたから、もう部屋へ入りたいと申しますので——」
妖影 (新字新仮名) / 大倉燁子(著)
嵬気かいきを払い遠く追い、全く安全に守護いたしてござる! 将来は知らずここ当分、幸臣星は無事安泰、しかもいよいよ澄み返り、平和、穏健、中庸、清廉
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
「四方嵬気かいきに囲まれてござる! ——嵬気一名毒素気じゃ!」
任侠二刀流 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)
しかしかかる人口に対する妨げは有力であるとはいえ、欠乏の季節が囘起かいきするところから見れば、それは人口を平均的生活資料以下に引き下げることは滅多にないことがわかる。
ちょうどことし七年の回忌かいきを機として、一画像を表具ひょうぐさせ、それをこの夏、妙心寺に納めて供養くようをいとなもうという考えのもとに、折よくこの地方へ旅して来た海北友松かいほうゆうしょう素懐そかいをのべて
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
『元亨釈書』などの伝える所によると、——東大寺が完成してようやく慢心の生じかけていた光明后は、ある夜閤裏空中こうりくうちゅうに「施浴」をすすむる声を聞いて、恠喜かいきして温室を建てられた。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)
これから上は、甲斐駒の屏風岩の小屋、若しくは木曾駒の金懸ノ小屋から上と同じように、瑰奇かいきたくましうした花崗岩の間を登って行くと、喬木が次第に灌木となって、偃松がそろそろ出て来る頃には
秩父の奥山 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
天明てんめいろく丙午年ひのえうまどしは、不思議ふしぎ元日ぐわんじつ丙午ひのえうまとし皆虧かいきしよくがあつた。
間引菜 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)