“恠喜”の読み方と例文
読み方割合
かいき100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『元亨釈書』などの伝える所によると、——東大寺が完成してようやく慢心の生じかけていた光明后は、ある夜閤裏空中こうりくうちゅうに「施浴」をすすむる声を聞いて、恠喜かいきして温室を建てられた。
古寺巡礼 (新字新仮名) / 和辻哲郎(著)