“バロク”のいろいろな漢字の書き方と例文
ひらがな:ばろく
語句割合
怪奇50.0%
滑稽50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
私は、私のファウスタスを再生せしむる為にはセラピスやイシスの秘法を受得して、彼を絞殺した文明宗教と戦ひながら、怪奇バロクな、そして華麗なる混沌芸術の地獄へ導かしめなければならなかつた。
痴酔記 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)
自分の作風は、太い線をもつて滑稽バロクの段階に鮮明でありたいものだ! と夜空へ向つて眼を据えた。
病状 (新字旧仮名) / 牧野信一(著)