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素懐
ふりがな文庫
“素懐”のいろいろな読み方と例文
旧字:
素懷
読み方
割合
そかい
85.7%
そくわい
14.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そかい
(逆引き)
お
許
(
もと
)
が、あちらへ参ったら、覚淵御房にお会いして、伊豆、箱根、三島の三社へ、頼朝の代りに、
素懐
(
そかい
)
の大願成就の願文を捧げていただくように、お願いしておいて欲しい。
源頼朝
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
つまり桔梗の方は、殺された父が鼻のないために極楽往生の
素懐
(
そかい
)
を遂げられず、長く宙宇に迷っているような気がしたのである。此れは彼女として実に堪え難い傷心事であった。
武州公秘話:01 武州公秘話
(新字新仮名)
/
谷崎潤一郎
(著)
素懐(そかい)の例文をもっと
(6作品)
見る
そくわい
(逆引き)
戦国の群雄が
素懐
(
そくわい
)
とした上洛の理想は、尾張に
崛起
(
くつき
)
した織田信長によつて遂げられたが、かうして、一躍新武家時代の寵児となつた信長は、上洛の栄誉を
獲
(
う
)
ると同時に
二千六百年史抄
(新字旧仮名)
/
菊池寛
(著)
素懐(そくわい)の例文をもっと
(1作品)
見る
“素懐”の意味
《名詞》
素懐(そかい)
もとよりの心。平素の志懐。平常、心に思うこと。
出家しようとする願望。
(出典:Wiktionary)
素
常用漢字
小5
部首:⽷
10画
懐
常用漢字
中学
部首:⼼
16画
“素”で始まる語句
素人
素
素直
素性
素振
素気
素朴
素足
素姓
素破
検索の候補
懐素
“素懐”のふりがなが多い著者
作者不詳
中里介山
谷崎潤一郎
吉川英治
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坂口安吾