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おこた
ふりがな文庫
“おこた”のいろいろな漢字の書き方と例文
カタカナ:
オコタ
語句
割合
怠
84.5%
懈
10.8%
胡燵
0.7%
慢
0.7%
御火燵
0.7%
惰
0.7%
炬燵
0.7%
痊
0.7%
瘥
0.7%
▼ 他 6 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
怠
(逆引き)
次郎は荒田老の顔の動きに注意を
怠
(
おこた
)
らなかった。黒眼鏡がかすかに動いて、朝倉先生の声のするほうに向きをかえたように思われた。
次郎物語:05 第五部
(新字新仮名)
/
下村湖人
(著)
おこた(怠)の例文をもっと
(50作品+)
見る
懈
(逆引き)
夫
(
つま
)
は実直なる
性
(
さが
)
なれば家業に
懈
(
おこた
)
ることなく、妻も日頃謹慎の質にして物多く言はぬほど糸針の道には心掛ありしとのうはさなり。
鬼心非鬼心:(実聞)
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
おこた(懈)の例文をもっと
(16作品)
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胡燵
(逆引き)
奥様の御
差図
(
さしず
)
で、葡萄酒を
胡燵
(
おこた
)
の側に運びまして、
玻璃盞
(
コップ
)
がわりには京焼の茶呑
茶椀
(
ぢゃわん
)
を上げました。静な上に暖で、それは
欺
(
だま
)
されたような、夢心地のする陽気。
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
御一緒に
胡燵
(
おこた
)
にあたりながら、奥様は例の小説本、私は古足袋のそそくい、長野の御噂さやら歯医者の御話やら移り移って盗賊の噂さになりますと、奥様は急に寂しがって
旧主人
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
おこた(胡燵)の例文をもっと
(1作品)
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▼ すべて表示
慢
(逆引き)
鼻うごめかすと俗にも云ふ如く心の色何となく
此処
(
ここ
)
に
映
(
うつ
)
るものなり、心に
慢
(
おこた
)
りある時の如き最もよく鼻にて知らるゝものなれば意を
止
(
とど
)
む
可
(
べ
)
し(下略)
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
「心の底の
慢
(
おこた
)
りが最もよく鼻に現われる」
鼻の表現
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
おこた(慢)の例文をもっと
(1作品)
見る
御火燵
(逆引き)
「三毛は御飯をたべるかい」「いいえ今朝からまだ
何
(
なん
)
にも食べません、あったかにして
御火燵
(
おこた
)
に寝かしておきました」
吾輩は猫である
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
おこた(御火燵)の例文をもっと
(1作品)
見る
惰
(逆引き)
殺婦長者既に多くの妻を先立てし罪業を
懼
(
おそ
)
れ、新妻を娶ると
直
(
す
)
ぐさま
所有
(
あらゆる
)
鎖鑰
(
じょうかぎ
)
を彼女に
附
(
わた
)
し、わが家の旧法仏僧に帰依すれば、汝も随時僧に給事して、
惰
(
おこた
)
るなかれというた。
十二支考:03 田原藤太竜宮入りの話
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
おこた(惰)の例文をもっと
(1作品)
見る
炬燵
(逆引き)
『手が冷い? そんなら早く行つて
炬燵
(
おこた
)
へあたれ。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
おこた(炬燵)の例文をもっと
(1作品)
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痊
(逆引き)
思いがけなき大疾を得て、その病も少しは
痊
(
おこた
)
らんとするを喜べるほどもなく、死ねといわるるはなお慈悲の宣告を受け、愛し愛さるる良人はありながら容赦もなく間を裂かれて
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
おこた(痊)の例文をもっと
(1作品)
見る
瘥
(逆引き)
二月
(
きさらぎ
)
初旬
(
はじめ
)
ふと引きこみし
風邪
(
かぜ
)
の、ひとたびは
瘥
(
おこた
)
りしを、ある夜
姑
(
しゅうとめ
)
の胴着を仕上ぐるとて急ぐままに
夜
(
よ
)
ふかししより再びひき返して
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
おこた(瘥)の例文をもっと
(1作品)
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