トップ
>
痊
ふりがな文庫
“痊”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
い
77.8%
おこた
11.1%
なほ
11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
い
(逆引き)
足の
疵
(
きず
)
はやがて
痊
(
い
)
えたが、その年の冬
風邪
(
かぜ
)
から引きつづいて
腹膜炎
(
ふくまくえん
)
に
罹
(
かか
)
り、赤十字病院に入ると間もなく
危篤
(
きとく
)
に陥った。
ひかげの花
(新字新仮名)
/
永井荷風
(著)
痊(い)の例文をもっと
(7作品)
見る
おこた
(逆引き)
思いがけなき大疾を得て、その病も少しは
痊
(
おこた
)
らんとするを喜べるほどもなく、死ねといわるるはなお慈悲の宣告を受け、愛し愛さるる良人はありながら容赦もなく間を裂かれて
小説 不如帰
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
痊(おこた)の例文をもっと
(1作品)
見る
なほ
(逆引き)
幾多
(
いくら
)
貨
(
かね
)
を
殖
(
こしら
)
へたところで、君はその分では到底慰めらるる事はありはせん。病が有るからと謂うて毒を飲んで、その病が
痊
(
なほ
)
るぢやらうか。君はあたかも薬を飲む事を知らんやうなものじやぞ。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
痊(なほ)の例文をもっと
(1作品)
見る
痊
漢検1級
部首:⽧
11画
“痊”のふりがなが多い著者
徳冨健次郎
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ
尾崎紅葉
徳冨蘆花
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
北村透谷
森鴎外
永井荷風