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『アラスカ通信』
ふりがな文庫
『
アラスカ通信
(
アラスカつうしん
)
』
七月六日の午後、ノース・ウェスト機で羽田を立った時は、雨の中であった。しかし間もなく雲の上に出たので、気象状態はそう悪くなかった。 ときどき霧雨が窓を濡らし、灰色の雲がちぎれちぎれにとぶ。そして機は時々軽くゆれた。ところが千島の沖へかかった …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 日記 書簡 紀行
初出
「花水木」文藝春秋新社、1950(昭和25)年
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約33分(500文字/分)
朗読目安時間
約54分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
夕食
(
ディナー
)
猟
(
と
)
冷
(
つめた
)
誰
(
だ
)
空想
(
ゆめ
)
裸
(
はだ
)
薄明
(
はくめい
)
灯
(
あかり
)
旧
(
ふる
)
名残
(
なご
)
文身
(
いれずみ
)
真直
(
まっすぐ
)
紐育
(
ニューヨーク
)
真暗
(
まっくら
)
直
(
す
)
盈虧
(
えいき
)
疎林
(
そりん
)
由
(
よし
)
珈琲
(
コーヒー
)
焜炉
(
こんろ
)
硝子
(
ガラス
)
神道
(
しんとう
)
漲
(
みなぎ
)
膨脹
(
ぼうちょう
)
貴方
(
あなた
)
赭
(
あか
)
身体
(
からだ
)
釣竿
(
つりざお
)
鍛鉄
(
たんてつ
)
鞄
(
かばん
)
鱒釣
(
ますつり
)
摂
(
と
)
僅
(
わず
)
冷汗
(
ひやあせ
)
千島
(
ちしま
)
原野
(
げんや
)
噛
(
か
)
外
(
ほか
)
夥
(
おびただ
)
大鹿
(
ムース
)
小蝦
(
こえび
)
巧
(
うま
)
度胆
(
どぎも
)
彼方
(
かなた
)
烈
(
はげ
)
曠原
(
こうげん
)
根室
(
ねむろ
)
椴松
(
とどまつ
)
樺
(
かば
)
樺太
(
からふと
)
正
(
まさ
)
氷冠
(
アイスキャップ
)
沼沢
(
しょうたく
)
淡
(
うす
)
傷手
(
いたで
)
灌木
(
かんぼく
)