トップ
>
革
>
がわ
ふりがな文庫
“
革
(
がわ
)” の例文
ホノルル・ブロオドウェイの
十仙店
(
テンセンストア
)
で、ぼくは、
紅
(
あか
)
のセエム
革
(
がわ
)
表紙のノオトを買いました。初めて、米国の金でした買物、金五十仙
也
(
なり
)
。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
むらさき
革
(
がわ
)
の
巾着
(
きんちゃく
)
であった。その金入れの中には、金銀
取交
(
とりま
)
ぜてだいぶの額が入っていた、又八は数えるだけでも自分の心が怖くなって、思わず
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「手をお見せ、お前の手を。……白くて柔くて
鞣
(
なめ
)
し
革
(
がわ
)
のようだ。ああこの手で幾人の男の
逞
(
たくま
)
しい肩を抱いたことか!」
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
「これはきっと、エナメル
革
(
がわ
)
だね。まあ、よく光ってること。」と、お年よりはいいました。
赤いくつ
(新字新仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
なめし
革
(
がわ
)
のような頬を撫でながら
遮
(
さえぎ
)
った
おごそかな渇き
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
▼ もっと見る
なんの
為
(
ため
)
に。
紅
(
あか
)
いセエム
革
(
がわ
)
がちらつく気持でした。
眩暈
(
めまい
)
が起ればよかったのです。がぼくは、そのまま歩き続けました。
オリンポスの果実
(新字新仮名)
/
田中英光
(著)
頭巾の色は
緋無垢
(
ひむく
)
である。足には
山袴
(
やまばかま
)
を
穿
(
は
)
いていたが、それは
樺
(
かば
)
色の
鞣
(
なめ
)
し
革
(
がわ
)
であった。亀甲形の
葛
(
くず
)
の筒袖に
萌黄
(
もえぎ
)
の袖無しを纏っている。腰に付けたは獲物袋でそれに
黐筒
(
もちづつ
)
が添えてある。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
握り太にして三尺五寸
鞣
(
なめ
)
し
革
(
がわ
)
で包んだ竹刀を引っ下げ、おりから武者窓から
棒縞
(
ぼうじま
)
をなして、幾筋か場内へ流れ込んで来た午後の日の光に半身を染めて、悠々然として突っ立った態度は
娘煙術師
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
いわゆる今日の外科道具で銀色の小刀、同じ色の
鋏
(
はさみ
)
、象牙の
箆
(
へら
)
、鹿の
鞣
(
なめ
)
し
革
(
がわ
)
、
鵠毛
(
くぐいげ
)
の
刷毛
(
はけ
)
、鋭い鉄針、
真鍮
(
しんちゅう
)
の輪、それと並べて大小の箱が、粉薬水薬を一杯に満たせ、整然として置かれてある。
神州纐纈城
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
“革(
皮革
)”の解説
皮革(ひかく)は、動物の皮膚を剥いだ「皮」と、皮から毛を除いて鞣して得られる「革」の総称である。毛皮は毛をつけたままなめしたもので、広義には皮革に含まれる。
人工的に作られた人造皮革(人工皮革と合成皮革)と区別するため、動物の皮膚をなめしたものを天然皮革(てんねんひかく)や本革(ほんがわ)ということもある。皮革の中でも元々生えていた体毛まで利用するものは毛皮 (Fur) という。
(出典:Wikipedia)
革
常用漢字
小6
部首:⾰
9画
“革”を含む語句
革鞄
革嚢
調革
革帯
革砥
帯革
金唐革
革鞭
皮革
黒革
革袋
革堂
吊革
赤革
革紐
鞣革
革包
革命
菖蒲革
改革
...