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阿彌陀
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あみだ
ふりがな文庫
“
阿彌陀
(
あみだ
)” の例文
新字:
阿弥陀
述
(
のべ
)
用意
(
ようい
)
の
雨具
(
あまぐ
)
甲掛
(
かふかけ
)
脚絆
(
きやはん
)
旅拵
(
たびごしら
)
へもそこ/\に
暇乞
(
いとまごひ
)
して
門
(
かど
)
へ立出
菅笠
(
すげがさ
)
さへも
阿彌陀
(
あみだ
)
に
冠
(
かぶ
)
るは
後
(
あと
)
より
追
(
おは
)
るゝ
無常
(
むじやう
)
の
吹降
(
ふきぶり
)
桐油
(
とうゆ
)
の
裾
(
すそ
)
へ提灯の
灯
(
ひ
)
を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
針
(
はり
)
の
稱
(
な
)
に、
青柳
(
あをやぎ
)
、
女郎花
(
をみなへし
)
、
松風
(
まつかぜ
)
、
羽衣
(
はごろも
)
、
夕顏
(
ゆふがほ
)
、
日中
(
ひなか
)
、
日暮
(
ひぐれ
)
、
螢
(
ほたる
)
は
光
(
ひか
)
る。(
太公望
(
たいこうばう
)
)は
諷
(
ふう
)
する
如
(
ごと
)
くで、
殺生道具
(
せつしやうだうぐ
)
に
阿彌陀
(
あみだ
)
は
奇
(
き
)
なり。
木菟俗見
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
水源は奥山の巨巖に自然に刻まれた
阿彌陀
(
あみだ
)
如来の立像の臍の穴から、一滴ずつ落ちる水であると父母から聞かされた。
利根の尺鮎
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
白い繃帶の鉢卷した頭に兵隊帽を
阿彌陀
(
あみだ
)
に冠つた子供の
傷々
(
いた/\
)
しい通學姿が眼の前に浮かんで來ると、手古摺らす彼女からは自然と手を引いてひそかに圭一郎は涙を呑むのであつた。
崖の下
(旧字旧仮名)
/
嘉村礒多
(著)
そんな事を言ひ乍ら、茶人帽を
阿彌陀
(
あみだ
)
に、足元危ふく巣鴨の夜の闇へ出たのです。
銭形平次捕物控:027 幻の民五郎
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
▼ もっと見る
「その大きなのだ」と、例の麥藁帽を受け取つて、それをわざと
阿彌陀
(
あみだ
)
に被る。
泡鳴五部作:03 放浪
(旧字旧仮名)
/
岩野泡鳴
(著)
金色
(
こんじき
)
の
如來
(
によらい
)
阿彌陀
(
あみだ
)
の
春鳥集
(旧字旧仮名)
/
蒲原有明
(著)
何の疑ひもなく
阿彌陀
(
あみだ
)
樣と首つ引でその日/\を送つて居ると言つた人柄でした。
銭形平次捕物控:164 幽霊の手紙
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お宗旨がどうしたんだ。俺のところは、死んだお袋の遺言で、
阿彌陀
(
あみだ
)
樣一點張りさ、——太鼓持お宗旨だけは負けてゐず——とな。御用聞だつて金づくや權柄づくぢや、宗旨は變へないよ」
銭形平次捕物控:219 鐘の音
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「六
阿彌陀
(
あみだ
)
と間違へちやいけません」
銭形平次捕物控:238 恋患ひ
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
阿
漢検準1級
部首:⾩
8画
彌
部首:⼸
17画
陀
漢検準1級
部首:⾩
8画
“阿彌陀”で始まる語句
阿彌陀佛
阿彌陀樣
阿彌陀鬮
阿彌陀如來