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『利根の尺鮎』
ふりがな文庫
『
利根の尺鮎
(
とねのしゃくあゆ
)
』
私は利根川の水に生まれ、利根川の水に育った。 利根川の幽偉にして、抱擁力の豊かな姿を想うと、温かき慈母のふところに在るなつかしさが、ひとりでに胸へこみあげてくる。私は、幼いときから利根川の水を呑んだ。泳いだ。そして釣った。 上州と、越後の国 …
著者
佐藤垢石
ジャンル
芸術・美術 > スポーツ・体育 > 釣魚 遊猟
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約13分(500文字/分)
朗読目安時間
約22分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
温
(
ぬる
)
寥
(
りょう
)
下
(
くだ
)
潺湍
(
せんたん
)
魚梯
(
ぎょてい
)
面
(
おもて
)
陽
(
ひ
)
錘
(
おもり
)
辿
(
たど
)
辷
(
すべ
)
躓
(
つまず
)
蛆
(
うじ
)
蚕席
(
さんせき
)
繋
(
つな
)
簗
(
やな
)
笊
(
ざる
)
瞥
(
べつ
)
琵琶
(
びわ
)
凄寒
(
そうかん
)
上手
(
じょうず
)
武尊
(
ほたか
)
樋
(
とい
)
抉
(
えぐ
)
後閑
(
ごかん
)
幽偉
(
ゆうい
)
岩魚
(
いわな
)
尖
(
とが
)
佗
(
わび
)
孵
(
かえ
)
囮
(
おとり
)
哉
(
かな
)
剥
(
は
)