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後閑
ふりがな文庫
“後閑”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
ごかん
71.4%
こが
28.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ごかん
(逆引き)
後閑
(
ごかん
)
の間道から風戸峠へと、やがて、
悍馬
(
かんば
)
は死にもの狂いでのぼってゆく。——一面の鏡のように、やがて遙かに
榛名
(
はるな
)
の
湖
(
うみ
)
が見えてくると
篝火の女
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
殊に上州の赤城と、榛名の山裾が東西に伸びて狭まって上流十里、高橋お伝を生んだ
後閑
(
ごかん
)
までの間の
奔淵
(
ほんえん
)
には、ほんとうの尺鮎が棲んで、長さ六間の竿を強引に引きまわす。
香魚の讃
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
後閑(ごかん)の例文をもっと
(5作品)
見る
こが
(逆引き)
平次がさう言ひ乍ら、懷から取出したのは、
眞鍮
(
しんちう
)
の迷子札が一枚、
後閑
(
こが
)
武兵衞の手の屆きさうもないところへ置いて、上眼使ひに、そつと見上げるのでした。
銭形平次捕物控:051 迷子札
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
が、その後伊之助はもう少し金が欲しくなり、残しておいた迷子札を持って、
強請
(
ゆすり
)
がましく御当家へ来たのを、後の
禍
(
わざわい
)
を絶つため、
後閑
(
こが
)
様が手に掛けた、それとも、石沢様かな
銭形平次捕物控:051 迷子札
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
後閑(こが)の例文をもっと
(2作品)
見る
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
閑
常用漢字
中学
部首:⾨
12画
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