“あみだ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
阿弥陀86.5%
阿彌陀9.6%
編出2.9%
作出1.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
写真を掲げた一図は高野山に蔵せられる「聖衆来迎図しょうじゅらいごうず」のほんの一部分、中央阿弥陀あみだ如来の向って右に跪坐きざする観世音菩薩かんぜおんぼさつの像である。
美の日本的源泉 (新字新仮名) / 高村光太郎(著)
はりに、青柳あをやぎ女郎花をみなへし松風まつかぜ羽衣はごろも夕顏ゆふがほ日中ひなか日暮ひぐれほたるひかる。(太公望たいこうばう)はふうするごとくで、殺生道具せつしやうだうぐ阿彌陀あみだなり。
木菟俗見 (旧字旧仮名) / 泉鏡花泉鏡太郎(著)
軍学者とはまことに怖ろしい哲学を編出あみだすもので、そんな悪い智慧を武侯にさずけた呉子にはこういう挿話さえある。
江戸三国志 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
唄の文句は明瞭はっきりとは聞き取れないが、狂女お艶から出てこの界隈では近ごろ誰でも承知の狂気節きちがいぶしはお茶漬音頭、文政末年都々逸坊仙歌どどいつぼうせんかが都々逸を作出あみだすまでのその前身よしこの節の直流を受けて