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速度
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そくど
ふりがな文庫
“
速度
(
そくど
)” の例文
列車
(
れっしゃ
)
は、くまと自分とを
真暗
(
まっくら
)
やみの
貨車
(
かしゃ
)
の中にとじこめたまま、なにも知らずに、どんどんとはしっている。少し
速度
(
そくど
)
がゆるんできたようだ。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
兩者
(
りようしや
)
ともに
震原
(
しんげん
)
から
同時
(
どうじ
)
に
出發
(
しゆつぱつ
)
し、
同
(
おな
)
じ
途
(
みち
)
を
通
(
とほ
)
つて
來
(
く
)
るのであるけれども、
初期微動
(
しよきびどう
)
は
速度
(
そくど
)
大
(
だい
)
に、
主要動
(
しゆようどう
)
はそれが
小
(
しよう
)
なるために
斯
(
か
)
く
前後
(
ぜんご
)
に
到着
(
とうちやく
)
することになるのである。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
其
(
その
)
動力
(
どうりよく
)
は
第一
(
だいいち
)
の
大齒輪
(
だいしりん
)
に
及
(
およ
)
び、
第二
(
だいに
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
に
移
(
うつ
)
り、
同時
(
どうじ
)
に
吸鍔桿
(
ピストン
)
は
上下
(
じやうか
)
し、
曲肱
(
クンク
)
の
活動
(
くわつどう
)
は
眼
(
め
)
にも
留
(
とま
)
らず、かくて
其
(
その
)
動力
(
どうりよく
)
が
第
(
だい
)
三十七
番目
(
ばんめ
)
の
齒輪車
(
しりんしや
)
に
及
(
およ
)
ぶ
頃
(
ころ
)
には、
其
(
その
)
廻轉
(
くわいてん
)
の
速度
(
そくど
)
と、
實力
(
じつりよく
)
とは
海島冒険奇譚 海底軍艦:05 海島冒険奇譚 海底軍艦
(旧字旧仮名)
/
押川春浪
(著)
私の
言葉
(
ことば
)
の
速度
(
そくど
)
が
疲
(
つか
)
れた
妻
(
つま
)
の心を
動
(
うご
)
かした。
美しい家
(新字旧仮名)
/
横光利一
(著)
川をわたってから
約
(
やく
)
二マイルのところが
例
(
れい
)
の
難所
(
なんしょ
)
なのだ。
機関士
(
きかんし
)
も、
十分
(
じゅうぶん
)
に
速度
(
そくど
)
を
落
(
おと
)
しはするが、
後部
(
こうぶ
)
のブレーキは、どうしてもまかなければならないことになっている。
くまと車掌
(新字新仮名)
/
木内高音
(著)
“速度”の意味
《名詞》
単位時間あたりに進む距離。速さ。
(物理)速さとその方向を合わせたベクトル。
(出典:Wiktionary)
速
常用漢字
小3
部首:⾡
10画
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
“速”で始まる語句
速
速力
速水
速舟
速歩
速見
速吸
速贄
速不台
速須佐之男