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逝去
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かくれ
ふりがな文庫
“
逝去
(
かくれ
)” の例文
然
(
しか
)
るに奥様は
松平和泉守
(
まつだいらいずみのかみ
)
さまからお
輿入
(
こしい
)
れになりましたが、四五年
前
(
ぜん
)
にお
逝去
(
かくれ
)
になり、其の
前
(
まえ
)
から居りましたのはお
秋
(
あき
)
という
側室
(
めかけ
)
で
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
お狐のふるとのさまがお
逝去
(
かくれ
)
じゃもの
おくさま狐の御婚礼
(新字新仮名)
/
ヤーコプ・ルートヴィッヒ・カール・グリム
、
ヴィルヘルム・カール・グリム
(著)
お
母
(
っか
)
さんもそれを御心配なすって、あの通りお
逝去
(
かくれ
)
になりました、私より他に
兄妹
(
きょうだい
)
は無いと仰しゃいましたけれど、
大切
(
だいじ
)
な兄妹と思って下さるかは知らないが
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
就
(
つい
)
ては
上
(
かみ
)
がお
逝去
(
かくれ
)
になれば、貴様も知っての通り奥方もお逝去で、
御順
(
ごじゅん
)
にまいれば若様をというのだが、まだ御幼年、取ってお
四歳
(
よっつ
)
である、余りお
稚
(
ちい
)
さ過ぎる
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
重役の為に憎まれて遂には追放仰付けられた、お父様にはそれを
口惜
(
くや
)
しゅう
思召
(
おぼしめし
)
てか、
邸
(
やしき
)
を出てから切腹をして
相果
(
あいはて
)
られた、続いて母様もお
逝去
(
かくれ
)
になる時の御遺言に
闇夜の梅
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
昨今の処では御病気も大きに
宜
(
よ
)
いようじゃが、どうもお
身上
(
みじょう
)
が悪いので、今度の御病気は數馬決して安心せん、もしお
逝去
(
かくれ
)
にでもなった時には御家督相続は誰が宜かろう
菊模様皿山奇談
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
然
(
そ
)
うですか、なに好い
家
(
うち
)
を
拵
(
こしら
)
えて下すっても仕方がござりませんよ、
斯
(
こ
)
う急に、旦那様がお
逝去
(
かくれ
)
に成ろうとは思いませんでねえ、
何時
(
いつ
)
までも
此処
(
こゝ
)
に住んで居る了簡で居りましたが
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの御新造様も大旦那様もお
逝去
(
かくれ
)
になりました、それに御養子はいまだにお
独身
(
ひとり
)
で御新造も持たず、貴方がお
出
(
いで
)
遊ばしてから
後
(
あと
)
で、
書置
(
かきおき
)
が御新造様の手箱の
引出
(
ひきだし
)
から出ましたので
敵討札所の霊験
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
なにを存じて
居
(
お
)
ろうが、お
父様
(
とっさま
)
がお
逝去
(
かくれ
)
前からある
大白月毛
(
おおしろつきげ
)
の馬、
彼
(
あ
)
れは歳を
老
(
と
)
っては居るが、癖のない
好
(
よ
)
い馬で、あれを遣ろう、荒く
騎
(
の
)
らずに歳をとって居るからいたわって乗るよう
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
駕籠を釣らして来て源三郎とおこよと云う女太夫を
引攫
(
ひっさら
)
って逃げようとする、
遣
(
や
)
るめえとする、争って鎗で突かれて親父様はお
逝去
(
かくれ
)
だから、お家は改易になり、座光寺の家も
潰
(
つぶ
)
れたがね
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
ウムお前の
兄様
(
あにさま
)
は新五郎様と云ってね、
親父様
(
おとっさま
)
はもうお酒好でねえ、お前が生れると間もなく、奥様は深い訳が有ってお
逝去
(
かくれ
)
になり、其の以前から、お熊と云う
中働
(
なかばたらき
)
の
下婢
(
おんな
)
にお手が付いて
真景累ヶ淵
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
“逝去”の意味
《名詞》
逝 去(せいきょ)
人の死を敬って言う語。
(出典:Wiktionary)
逝
常用漢字
中学
部首:⾡
10画
去
常用漢字
小3
部首:⼛
5画
“逝去”で始まる語句
逝去遊