トップ
>
辺
>
へり
ふりがな文庫
“
辺
(
へり
)” の例文
旧字:
邊
そして小さな細かい
気泡
(
きほう
)
が、
茶碗
(
ちやわん
)
の表面に浮びあがり、やがて周囲の
辺
(
へり
)
に寄り集つた。その時私はまた一つの角砂糖を壺から出した。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
図248は別の鉢で、この底部には簡単な編みようをした
筵
(
むしろ
)
の形がついている。図249と250はその他の破片で、
辺
(
へり
)
や柄や取手もある。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
それも下座敷の穢い室で、畳の
辺
(
へり
)
は擦り切れ、壁に新聞の附録か何かの美人画がはりつけてあって、狭い床の間には古机が一つ横倒しになっています。
或る男の手記
(新字新仮名)
/
豊島与志雄
(著)
日の暮れ方の薄暗がりに小広い処で、ポッポと焚く火は沼の
辺
(
へり
)
故
(
ゆえ
)
、空へ
映
(
うつ
)
りまして
炎々
(
えん/\
)
としますから、又作は気を
揉
(
も
)
み巡査は来やしないかと思っていますと
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
たった
一人
(
ひとり
)
で、そんな
山奥
(
やまおく
)
の
瀑壺
(
たきつぼ
)
の
辺
(
へり
)
に
暮
(
くら
)
すことになって、さびしくはなかったかと
仰
(
お
)
っしゃるか……。ちっともさびしいだの、
気味
(
きみ
)
がわるいだのということはございませぬ。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
▼ もっと見る
そして
暫
(
しば
)
らく、真中にかたまり合つて踊りながら、さつと別れて茶碗の
辺
(
へり
)
に吸ひついて行つた。それは丁度、よく訓練された
団体遊戯
(
マスゲーム
)
が、号令によつて、行動するやうに見えた。
田舎の時計他十二篇
(新字旧仮名)
/
萩原朔太郎
(著)
と
之
(
こ
)
れから車を沼の
辺
(
へり
)
まで引き込み、
彼
(
か
)
の荷を
下
(
おろ
)
し、二人で
差担
(
さしかつ
)
ぎにして、
沼辺
(
ぬまべり
)
の
泥濘道
(
ぬかるみみち
)
を踏み分け、
葭
(
よし
)
蘆
(
あし
)
茂る
蔭
(
かげ
)
に
掻
(
か
)
き
据
(
す
)
えまして、車夫は心得て居りますから、
枯枝
(
かれえだ
)
などを掻き集め
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
紙幣を出す時、その
辺
(
へり
)
が極めて僅かでも裂けていると、文句をいわれる。その結果、裂けた紙幣はごく少ししか流通していない。事実、折目の所がちょっと裂けたのを除いては、皆無である。
日本その日その日:03 日本その日その日
(新字新仮名)
/
エドワード・シルヴェスター・モース
(著)
“辺”の解説
right
辺(へん、英:
side
(二次元図形)、
edge
(三次元図形、ただし円柱の辺の様に線分でないものはこう呼ばれない))は、特定の“図形”の中で 1 次元の“部分”となっている、両端に頂点と呼ばれる特別の点を 0 次元の“部分”として含むような線分である。
(出典:Wikipedia)
辺
常用漢字
小4
部首:⾡
5画
“辺”を含む語句
頬辺
此辺
四辺
水辺
身辺
川辺
近辺
縁辺
辺鄙
其辺
天辺
炉辺
那辺
河辺
上辺
口辺
山辺
周辺
海辺
枕辺
...