“語氣”のいろいろな読み方と例文
新字:語気
読み方割合
ごき80.0%
20.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
つた號外がうぐわい御米およねのエプロンのうへせたなり書齋しよさい這入はいつたが、その語氣ごきからいふと、むしいたものであつた。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)
あなたが(このあなたがは、とてもではあらはせないけれど、語氣ごきつよめてつているのですよ)兎角とかくまあちやんのこゑ母親はゝおやらしい注意ちういをひかれがちなのを
冬を迎へようとして (旧字旧仮名) / 水野仙子(著)
宗助そうすけ抱一はういつ屏風びやうぶ辯護べんごするとともに、道具屋だうぐやをも辯護べんごするやう語氣らした。さうしてたゞ自分じぶんだけ辯護べんごあたひしないものゝやうかんじた。御米およねすこくさらした氣味きみで、屏風びやうぶはなしそれなりにした。
(旧字旧仮名) / 夏目漱石(著)