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見落
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みおと
ふりがな文庫
“
見落
(
みおと
)” の例文
さて
私
(
わたし
)
たちは
次
(
つ
)
ぎの
室
(
しつ
)
にはひる
前
(
まへ
)
に、ちょっと
見落
(
みおと
)
した
石器類
(
せつきるい
)
を
一應
(
いちおう
)
見
(
み
)
ることにいたしませう。
博物館
(旧字旧仮名)
/
浜田青陵
(著)
先
(
ま
)
づ
頂上
(
ちようじよう
)
から
絶
(
た
)
えず
噴
(
ふ
)
き
出
(
だ
)
す
蒸氣
(
じようき
)
や
火山灰
(
かざんばひ
)
によつて
直
(
す
)
ぐにそれがヴェスヴィオなることが
氣
(
き
)
づかれるが、それと
同時
(
どうじ
)
に
今一
(
いまひと
)
つ
左方
(
さほう
)
に
竝立
(
へいりつ
)
して
見
(
み
)
える
尖
(
とが
)
つた
山
(
やま
)
を
見落
(
みおと
)
してはならぬ。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
だがその
異様
(
いよう
)
ないでたちの彼を何と思って眺めたであろうか、スカートの短いところでカムフラージュされるとしても、
生憎
(
あいにく
)
彼にしなだれかかっていたコケットのおキミを
見落
(
みおと
)
す
筈
(
はず
)
はなかった。
国際殺人団の崩壊
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
では、
標本
(
みほん
)
のつもりで、
私
(
わたくし
)
の
母
(
はは
)
の
歿
(
なくな
)
った
折
(
おり
)
の
模様
(
もよう
)
を、ありのままにお
話
(
はな
)
し
致
(
いた
)
しましょう。わざわざ
査
(
しら
)
べるのが
目的
(
もくてき
)
で、
行
(
や
)
った
仕事
(
しごと
)
ではないのですから、むろんいろいろ
見落
(
みおと
)
しはございましょう。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
見
常用漢字
小1
部首:⾒
7画
落
常用漢字
小3
部首:⾋
12画
“見”で始まる語句
見
見惚
見物
見出
見下
見上
見送
見透
見做
見当