“みおと”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
見劣57.1%
見落28.6%
水音7.1%
見脱7.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
魚はかさごといしだいとを描いて見たが、この方は崋山先生の絵があるので、どうも見劣みおとりがしていけない。それよりもはなびしがにの方がよほど上出来である。
南画を描く話 (新字新仮名) / 中谷宇吉郎(著)
頂上ちようじようからえず蒸氣じようき火山灰かざんばひによつてぐにそれがヴェスヴィオなることがづかれるが、それと同時どうじ今一いまひと左方さほう竝立へいりつしてえるとがつたやま見落みおとしてはならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
をち水音みおとも面白し。
北村透谷詩集 (旧字旧仮名) / 北村透谷(著)
見脱みおとさんが惜ければ母衣ほろは掛けず今井四郎の城跡といふあり此間右は木曾川みなぎり流れ左りは連山峨々がゝたるがけなるが左りの山をつんざいて横に一大河の流れて木曾川へ入るあり此の棧橋かけはしの上より車を
木曽道中記 (旧字旧仮名) / 饗庭篁村(著)