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製
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こし
ふりがな文庫
“
製
(
こし
)” の例文
会社がありましてね、そこで大げさに
製
(
こし
)
らえて分けるんです。あたし達はそこの会社の株主でもあり支店でもありますんでね。それから納豆も。
豆腐買い
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
本當
(
ほんたう
)
に
好
(
い
)
い
奴
(
やつ
)
なれば、
今度
(
こんど
)
僕
(
ぼく
)
の
沓
(
くつ
)
したを
編
(
あ
)
みてたまはる
時
(
とき
)
彼
(
あ
)
れにも
何
(
なに
)
か
製
(
こし
)
らへて
給
(
たま
)
はれ、
宜
(
よろ
)
しきか
姉樣
(
ねえさま
)
、
屹度
(
きつと
)
ぞかし
姉樣
(
ねえさま
)
、と
熱心
(
ねつしん
)
にたのみて、
覺束
(
おぼつか
)
なき
承諾
(
しようだく
)
の
詞
(
ことば
)
を
其通
(
そのとほ
)
り
敏
(
さとし
)
に
傳
(
つた
)
ふれば
暁月夜
(旧字旧仮名)
/
樋口一葉
(著)
自分ながら決して強い男とは思つてゐない。考へると、上京以来自分の運命は大概与次郎の
為
(
た
)
めに
製
(
こしら
)
へられてゐる。しかも多少の程度に於て、和気
靄然
(
あいぜん
)
たる翻弄を受ける様に
製
(
こし
)
らへられてゐる。
三四郎
(新字旧仮名)
/
夏目漱石
(著)
しまいに肩にかけた箱の中から
真鍮
(
しんちゅう
)
で
製
(
こし
)
らえた
飴屋
(
あめや
)
の
笛
(
ふえ
)
を出した。
夢十夜
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
製
常用漢字
小5
部首:⾐
14画
“製”を含む語句
製造
製作
手製
製造場
調製
陶製
製造所
製法
仏蘭西製
純護謨製
御製
磨製石斧
極製
日本製
精製
打製
土器製造
製鉄所
製作物
帽子製造場
...