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被害
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ひがい
ふりがな文庫
“
被害
(
ひがい
)” の例文
阿蘇
(
あそ
)
の
火山灰
(
かざんばひ
)
はこの
地方
(
ちほう
)
で『よな』と
稱
(
とな
)
へられてゐるが、
被害
(
ひがい
)
は
單
(
たん
)
に
阿蘇
(
あそ
)
のみに
止
(
とゞ
)
まらずして、
大分縣
(
おほいたけん
)
にまでも
及
(
およ
)
ぶことがある。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
なんといっても家がぺっちゃんこになったソンキの家が
被害
(
ひがい
)
の第一番だとみんながいうので、つぎには
荒神様
(
こうじんさま
)
の上にあるソンキの家へむかった。
二十四の瞳
(新字新仮名)
/
壺井栄
(著)
平次は早くも、そんなことに氣が付きましたが、尾張家には
被害
(
ひがい
)
がなかつたので、荒立てるまでもあるまいと言つた樣子で、そのまゝ戻つてしまひました。
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そう云う差別なら、
誇大妄想狂
(
こだいもうぞうきょう
)
と
被害
(
ひがい
)
妄想狂との間にもある。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
「どうして、
意外
(
いがい
)
な
被害
(
ひがい
)
なので」
神州天馬侠
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
▼ もっと見る
かういふ
種類
(
しゆるい
)
の
建物
(
たてもの
)
は
設計
(
せつけい
)
施工
(
しこう
)
によつて
地震
(
ぢしん
)
に
傷
(
いた
)
められる
模樣
(
もよう
)
が
變
(
かは
)
るけれども、
多
(
おほ
)
くの
場合
(
ばあひ
)
、
地上階
(
ちじようかい
)
は
比較的
(
ひかくてき
)
丈夫
(
じようぶ
)
に
出來
(
でき
)
てゐるため
被害
(
ひがい
)
が
少
(
すくな
)
い
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
ヴェスヴィオの
山麓
(
さんろく
)
にあつたシラキュラニウムの
町
(
まち
)
は
泥流
(
でいりゆう
)
のために
埋
(
うづ
)
められたが、この
頃
(
ごろ
)
は
開掘
(
かいくつ
)
せられてある。
天明
(
てんめい
)
の
淺間噴火
(
あさまふんか
)
に
於
(
お
)
ける
泥流
(
でいりゆう
)
の
被害
(
ひがい
)
は
前
(
まへ
)
に
述
(
の
)
べた
通
(
とほ
)
りである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
前記
(
ぜんき
)
の
如
(
ごと
)
き
地形
(
ちけい
)
の
沿岸
(
えんがん
)
に
於
(
おい
)
て
多少
(
たしよう
)
の
被害
(
ひがい
)
を
見
(
み
)
ることもある。
地震の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
“被害(
被害者
)”の解説
被害者(ひがいしゃ)とは「犯罪により害を被った者」(刑事訴訟法230条)および事件・事故・災害などにおいて害を被った者。
自然災害を被った者については「被災者」に記述。
(出典:Wikipedia)
被
常用漢字
中学
部首:⾐
10画
害
常用漢字
小4
部首:⼧
10画
“被害”で始まる語句
被害者
被害民
被害妄想
被害地
被害區域
被害妄念
被害状況