“泥流”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
でいりゅう66.7%
でいりゆう33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
落付おちつく場所は道庁のヒュッテ白銀荘はくぎんそうという小屋で、泥流でいりゅうコースの近く、吹上ふきあげ温泉からは五ちょうへだたっていない所である。
黄河こうがという河はふだんは水がないが、大雨がくると黄土の泥流でいりゅうあふれたって一年に何メートルも河底に泥が堆積たいせきする。
武者ぶるい論 (新字新仮名) / 坂口安吾(著)
このとき磐梯山ばんだいざん大部分だいぶぶん蒸氣じようき膨脹力ぼうちようりよくによつてばされ、堆積物たいせきぶつ溪水たにみづふさいで二三にさん湖水こすいつくつたが、東側ひがしがはながした泥流でいりゆうのために土地とちのみならず
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
ヴェスヴィオの山麓さんろくにあつたシラキュラニウムのまち泥流でいりゆうのためにうづめられたが、このごろ開掘かいくつせられてある。天明てんめい淺間噴火あさまふんかける泥流でいりゆう被害ひがいまへべたとほりである。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)