トップ
>
ひがい
ふりがな文庫
“ひがい”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
被害
75.0%
鰉
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
被害
(逆引き)
平次は早くも、そんなことに氣が付きましたが、尾張家には
被害
(
ひがい
)
がなかつたので、荒立てるまでもあるまいと言つた樣子で、そのまゝ戻つてしまひました。
銭形平次捕物控:302 三軒長屋
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「そう云う差別なら、
誇大妄想狂
(
こだいもうぞうきょう
)
と
被害
(
ひがい
)
妄想狂との間にもある。」
路上
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
ひがい(被害)の例文をもっと
(6作品)
見る
鰉
(逆引き)
それから車で大津に帰り、小蒸汽で石山に往って、
水際
(
みぎわ
)
の宿で
鰉
(
ひがい
)
と
蜆
(
しじみ
)
の馳走になり、相乗車で
義仲寺
(
ぎちゅうじ
)
に立寄って宿に帰った。
秋雨
(
あきさめ
)
の降ったり止んだり淋しい日であった。
みみずのたはこと
(新字新仮名)
/
徳冨健次郎
、
徳冨蘆花
(著)
それは今の季節の京都に必ずなくてはならぬ
鰉
(
ひがい
)
の焼いたの、
鮒
(
ふな
)
の子
膾
(
なます
)
、
明石鯛
(
あかしだい
)
のう塩、それから
高野
(
こうや
)
豆腐の
白醤油煮
(
しろしょうゆに
)
に、柔かい卵色湯葉と真青な
莢豌豆
(
さやえんどう
)
の煮しめというような物であった。
黒髪
(新字新仮名)
/
近松秋江
(著)
ひがい(鰉)の例文をもっと
(2作品)
見る
“ひがい”の意味
《名詞》
ひがい【日買い】
毎日入用な分だけ購入すること。
(出典:Wiktionary)