トップ
>
行方不明
>
ゆくへふめい
ふりがな文庫
“
行方不明
(
ゆくへふめい
)” の例文
彼女
(
かのぢよ
)
は、
片山
(
かたやま
)
の
同志
(
どうし
)
のK
氏
(
し
)
の
家
(
うち
)
に
身
(
み
)
を
寄
(
よ
)
せて、
彼
(
かれ
)
の
居所
(
ゐどころ
)
を
搜
(
さが
)
してゐたが、その
彼
(
かれ
)
が、I
刑務所
(
けいむしよ
)
の
未決監
(
みけつかん
)
にゐると
判
(
わか
)
つたのは、
行方不明
(
ゆくへふめい
)
になつてから、
半年
(
はんとし
)
もの
後
(
のち
)
だつた。
彼女こゝに眠る
(旧字旧仮名)
/
若杉鳥子
(著)
柱や横木につかまつて難を
免
(
まぬか
)
れ、落ちた十三人のうち、ひどく水を呑んだのは六人、そのうち半死半生の目にあつたのは三人、そして
行方不明
(
ゆくへふめい
)
になつたのが二人もあります。
銭形平次捕物控:233 鬼の面
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
其他
(
そのた
)
裁判官
(
さいばんくわん
)
も有る、会社員も有る、鉄道の駅長も有る、
中
(
なか
)
には
行方不明
(
ゆくへふめい
)
なのも有る、
物故
(
ぶつこ
)
したのも有る、で、
銘々
(
めい/\
)
業
(
げふ
)
が
違
(
ちが
)
ふからして
自
(
おのづ
)
から
疎遠
(
そゑん
)
に
成
(
な
)
る、長い月日には四
方
(
はう
)
に
散
(
さん
)
じて
了
(
しま
)
つて
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
お吉が
行方不明
(
ゆくへふめい
)
になつた晩から、昨晩まで休んで居たが、今晩から又三日、違つた
外題
(
げだい
)
で興行し、十月になると、小屋を疊んで、暖かい地方へ行くことになつて居るのでした。
銭形平次捕物控:270 転婆娘
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
今日
(
こんにち
)
になつて見ると、右の会員の
変遷
(
へんせん
)
は
驚
(
おどろ
)
く
可
(
べ
)
き
者
(
もの
)
で、
其内
(
そのうち
)
死亡
(
しばう
)
した
者
(
もの
)
、
行方不明
(
ゆくへふめい
)
の
者
(
もの
)
、
音信不通
(
いんしんふつう
)
の
者
(
もの
)
等
(
など
)
が有るが、知れて
居
(
ゐ
)
る
分
(
ぶん
)
では、
諸機械
(
しよきかい
)
の
輸入
(
ゆにふ
)
の
商会
(
しやうくわい
)
に
居
(
ゐ
)
る
者
(
もの
)
が
一人
(
ひとり
)
、
地方
(
ちはう
)
の
判事
(
はんじ
)
が
一人
(
ひとり
)
硯友社の沿革
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“行方不明”の解説
行方不明(ゆくえふめい)とは、災害、事故その他の事情でその人物の居場所・行き先・消息・安否などが不明になっている状態を指す。
(出典:Wikipedia)
行
常用漢字
小2
部首:⾏
6画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
不
常用漢字
小4
部首:⼀
4画
明
常用漢字
小2
部首:⽇
8画
“行方不”で始まる語句
行方不知
行方不識