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蝟
ふりがな文庫
“蝟”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
はりねずみ
33.3%
たか
22.2%
あつま
11.1%
あつ
11.1%
い
11.1%
はりせんぼん
11.1%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
はりねずみ
(逆引き)
『本草』に虎が
狗
(
いぬ
)
を食えば酔う狗は虎の酒だ、また虎は羊の角を焼いた煙を忌みその
臭
(
かざ
)
を
悪
(
にく
)
んで逃げ去る、また人や諸獣に勝つが
蝟
(
はりねずみ
)
に制せらるとある。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
蝟(はりねずみ)の例文をもっと
(3作品)
見る
たか
(逆引き)
折角、人が心で何か純真に求めかけると、俗物共は寄って
蝟
(
たか
)
って祭の踊子のように、
傍
(
はた
)
から
鉦
(
かね
)
や太鼓で
囃
(
はや
)
し立てる、
団扇
(
うちわ
)
で
煽
(
あお
)
いで褒めそやす。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
蝟(たか)の例文をもっと
(2作品)
見る
あつま
(逆引き)
その店先には、きょう獲れた魚を盤台に盛り、往来へ向けて晴がましく列べてあるうえへ子供が
蝟
(
あつま
)
っております。
生々流転
(新字新仮名)
/
岡本かの子
(著)
蝟(あつま)の例文をもっと
(1作品)
見る
▼ すべて表示
あつ
(逆引き)
物見高い浜の群衆が、もう蟻のように
蝟
(
あつ
)
まって来た。
鱗粉
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
蝟(あつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
い
(逆引き)
壁の上よりは、ありとある弓を伏せて
蝟
(
い
)
の如く寄手の
鼻頭
(
はなさき
)
に、
鉤
(
かぎ
)
と曲る
鏃
(
やじり
)
を集める。
幻影の盾
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
蝟(い)の例文をもっと
(1作品)
見る
はりせんぼん
(逆引き)
漆
(
うるし
)
の
中
(
なか
)
に
眼
(
まなこ
)
の
輝
(
かゞや
)
く、
顏面
(
がんめん
)
凡
(
すべ
)
て
髯
(
ひげ
)
なるが、
兩腿
(
りやうもゝ
)
出
(
だ
)
した
毛
(
け
)
むくぢやら、
蝟
(
はりせんぼん
)
の
大胡坐
(
おほあぐら
)
で、
蒋生
(
しやうせい
)
をくわつと
睨
(
にら
)
む、と
黒髯
(
くろひげ
)
赤
(
あか
)
く
炎
(
ほのほ
)
に
照
(
て
)
らして、「
何奴
(
どいつ
)
だ。」と
怒鳴
(
どな
)
るのが、ぐわんと
響
(
ひゞ
)
いた。
麦搗
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
蝟(はりせんぼん)の例文をもっと
(1作品)
見る
蝟
漢検1級
部首:⾍
15画
“蝟”を含む語句
蝟集
蝟毛
人蝟
刺蝟
“蝟”のふりがなが多い著者
三島霜川
南方熊楠
蘭郁二郎
泉鏡太郎
木暮理太郎
岡本かの子
夏目漱石
泉鏡花