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蝟
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はりねずみ
ふりがな文庫
“
蝟
(
はりねずみ
)” の例文
『本草』に虎が
狗
(
いぬ
)
を食えば酔う狗は虎の酒だ、また虎は羊の角を焼いた煙を忌みその
臭
(
かざ
)
を
悪
(
にく
)
んで逃げ去る、また人や諸獣に勝つが
蝟
(
はりねずみ
)
に制せらるとある。
十二支考:01 虎に関する史話と伝説民俗
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
そして、「何だツて俺の感情は、
此
(
か
)
う
鋭敏
(
えいびん
)
なんだ、恰で
蝟
(
はりねずみ
)
のやうさな。些とでも觸ツたらプリツとする………だから誰とも
融和
(
ゆうわ
)
することが出來ないのよ。何故もそツとおツとりしない。」
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
笹葉を背負った
蝟
(
はりねずみ
)
のような姿をして出て来た。
黒部川奥の山旅
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
蝟
漢検1級
部首:⾍
15画
“蝟”を含む語句
蝟集
蝟毛
人蝟
刺蝟