“はりねずみ”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
針鼠55.6%
16.7%
11.1%
刺蝟5.6%
猬鼠5.6%
穿山甲5.6%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
机博士はみるみるうちに、全身針鼠のようになって、床のうえに倒れ、しばらく七転八倒していたが、やがて、ピッタリ動かなくなった。
少年探偵長 (新字新仮名) / 海野十三(著)
そして、「何だツて俺の感情は、鋭敏なんだ、恰でのやうさな。些とでも觸ツたらプリツとする………だから誰とも融和することが出來ないのよ。何故もそツとおツとりしない。」
平民の娘 (旧字旧仮名) / 三島霜川(著)
の慎、狼の捷、犬のめ、ナグイルのと、野猪の奮迅を兼ね持たねばならぬといったごとく、断じて行えば鬼神もこれを避くで、突き到る野猪の面には矢も立たぬという意かと思うたが
エドムは荒れ果ててペリカンと刺蝟と野犬と狼と妖怪の棲処になる。人間らしき人間はなくなってしまって、社会は荒れすさみ、平和と秩序は失せ、流血の大惨事が起るであろう。
帝大聖書研究会終講の辞 (新字新仮名) / 矢内原忠雄(著)
猬鼠のような頭の□□は益々ガチ/\していたが、ガチ/\は同じ平生のガチ/\であっても、其のガチ/\の底に陰気の音が籠っていた。総支配人は平日に無い靴を穿いていた。
それで色々に白状させようとするが、彼女はそのことに関すると、穿山甲が全身の毛を逆立てたような表情になるので、私は彼女を信じるよりほかない。
野狐 (新字新仮名) / 田中英光(著)