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虚僞
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いつはり
ふりがな文庫
“
虚僞
(
いつはり
)” の例文
新字:
虚偽
しかはあれ、一切の
虚僞
(
いつはり
)
を棄てつゝ、汝の見し事をこと/″\くあらはし、
瘡
(
かさ
)
ある處は人のこれを掻くに
任
(
まか
)
せよ 一二七—一二九
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
お
前
(
まへ
)
の
心
(
こゝろ
)
に
虚僞
(
いつはり
)
がなく、まこと
夫婦
(
めをと
)
にならう
氣
(
き
)
なら、
明日
(
あす
)
才覺
(
さいかく
)
して
使者
(
つかひ
)
をば
上
(
あ
)
げませうほどに、
何日
(
いつ
)
、
何處
(
どこ
)
で
式
(
しき
)
を
擧
(
あ
)
ぐるといふ
返辭
(
へんじ
)
をして
下
(
くだ
)
され、すれば、一
生
(
しゃう
)
の
運命
(
うんめい
)
をばお
前
(
まへ
)
の
足下
(
あしもと
)
に
抛出
(
なげだ
)
して
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
かしこにてかの
穢
(
けが
)
れし民の手に
罹
(
かゝ
)
りて
虚僞
(
いつはり
)
の世——多くの魂これを愛するがゆゑに穢る——より解かれ 一四五—一四七
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
ヂュリ いや、
朝
(
あさ
)
ぢゃ、
朝
(
あさ
)
ぢゃ。
速
(
はや
)
う
去
(
いな
)
しませ、
速
(
はや
)
う/\!
聞辛
(
きゝづら
)
い、
蹴立
(
けた
)
たましい
高調子
(
たかてうし
)
で、
調子外
(
てうしはづ
)
れに
啼立
(
なきだ
)
つるは、ありゃ
雲雀
(
ひばり
)
ぢゃ。
雲雀
(
ひばり
)
の
聲
(
こゑ
)
は
懷
(
なつか
)
しいとは
虚僞
(
いつはり
)
、なつかしい
人
(
ひと
)
を
引分
(
ひきわ
)
けをる。
ロミオとヂュリエット:03 ロミオとヂュリエット
(旧字旧仮名)
/
ウィリアム・シェークスピア
(著)
わが歸依はあはれおそかりき、されどローマの牧者となるにおよびて我は生の
虚僞
(
いつはり
)
多きことをさとれり 一〇六—一〇八
神曲:02 浄火
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
▼ もっと見る
そがなかには、己が
言
(
ことば
)
を善く聽く人に、
虚僞
(
いつはり
)
の世を現はす聖なる魂、一切の善を見るによりて悦ぶ 一二四—一二六
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
我は時後れてユーリオの世に生れ、
似非
(
えせ
)
虚僞
(
いつはり
)
の神々の昔、善きアウグストの
下
(
もと
)
にローマに住めり 七〇—七二
神曲:01 地獄
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
虚
常用漢字
中学
部首:⾌
11画
僞
部首:⼈
14画
“虚”で始まる語句
虚
虚空
虚言
虚無僧
虚偽
虚妄
虚構
虚子
虚飾
虚無