紀念塔きねんたう)” の例文
大佐閣下たいさかくかかう機會きくわいです、れい一件いつけんこのしま紀念塔きねんたうてること依頼いらいしては如何どうでせう。』
けれど、第一だいいちに、其樣そんな危險きけん深山しんざん如何どうして紀念塔きねんたうてるか、外國人ぐわいこくじんかれぬほど危險きけんところへは、吾等われらだつてかれぬはづではいかと、すかさず一本いつぽん切込きりこむと、武村兵曹たけむらへいそうちつともおどろかない。
其處そここの鐵車てつしやつて、朝日島あさひじまきざんだ紀念塔きねんたうたづさへて、此處こゝから三十ぐらいの深山しんざん踏入ふみいつて、猛獸まうじう毒蛇どくじや眞中まんなかへ、その紀念塔きねんたうてゝるのだ、んと巧妙うま工夫くふうではありませぬか。