“きねんたう”の漢字の書き方と例文
語句割合
紀念塔100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
『大佐閣下(たいさかくか)、好(かう)機會(きくわい)です、例(れい)の一件(いつけん)、此(この)島(しま)に紀念塔(きねんたう)を建(た)てる事(こと)を依頼(いらい)しては如何(どう)でせう。』
けれど、第一(だいいち)に、其樣(そんな)危險(きけん)な深山(しんざん)へ如何(どう)して紀念塔(きねんたう)を建(た)てるか、外國人(ぐわいこくじん)の行(ゆ)かれぬ程(ほど)危險(きけん)な處(ところ)へは、吾等(われら)だつて行(ゆ)かれぬ筈(はづ)では無(な)いかと、隙(すか)さず一本(いつぽん)切込(きりこ)むと、武村兵曹(たけむらへいそう)ちつとも驚(おどろ)かない。
其處(そこ)で此(この)鐵車(てつしや)に乘(の)つて、朝日島(あさひじま)の名(な)を刻(きざ)んだ紀念塔(きねんたう)を携(たづさ)へて、此處(こゝ)から三十里(り)位(ぐら)いの深山(しんざん)に踏入(ふみい)つて、猛獸(まうじう)毒蛇(どくじや)の眞中(まんなか)へ、其(その)紀念塔(きねんたう)を建(た)てゝ來(く)るのだ、何(な)んと巧妙(うま)い工夫(くふう)ではありませぬか。