“切込”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
きりこ77.8%
きりこま11.1%
きりこみ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
まめもち草餅くさもち砂糖餅さたうもち昆布こんぶ切込きりこみたるなど色々いろ/\もちき、一番いちばんあとのうすをトンととき千貫せんぐわん萬貫まんぐわん萬々貫まん/\ぐわん、とどつ喝采はやして、かくいちさかゆるなりけり。
寸情風土記 (旧字旧仮名) / 泉鏡花(著)
よばれコリヤ多兵衞其方の異名いみやうを切首と申す由は何故に然樣さやうの名を付て置にやとたづねらるゝに多兵衞はかうべあげおそれながら私し儀御覽ごらんの如く此首筋このくびすぢから脊へ掛けて切込きりこまれし疵が御座るゆゑ人よん渾名あだな
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
つつみは昔は郊外にあった陶郷と思えるが、今は仙台市の一部に加えられた。伊達だて藩は大きく昔は他にも窯場をっていたが、山の目焼、切込きりこみ焼、畑山はたやま焼、末家ばっけ焼等いう名のみ残ってことごとく絶えた。
現在の日本民窯 (新字新仮名) / 柳宗悦(著)