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笠森稲荷
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かさもりいなり
ふりがな文庫
“
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)” の例文
旧字:
笠森稻荷
彼
(
か
)
の大西徳藏という
車夫
(
くるまや
)
に供をさせて、人力でどっとと降る中を谷中の
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の手前の横町を曲って、上にも笠森稲荷というが有りますが
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
大
(
おお
)
きく
頷
(
うなず
)
いた
伝吉
(
でんきち
)
は、
折
(
おり
)
から
通
(
とお
)
り
合
(
あわ
)
せた
辻駕籠
(
つじかご
)
を
呼
(
よ
)
び
止
(
と
)
めて、
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の
境内
(
けいだい
)
までだと、
酒手
(
さかて
)
をはずんで
乗
(
の
)
り
込
(
こ
)
んだ。
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
去年
(
きょねん
)
の
梅見時分
(
うめみじぶん
)
から
伊勢新
(
いせしん
)
の
隠居
(
いんきょ
)
の
骨折
(
ほねお
)
りで、
出
(
だ
)
させてもらった
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の
水茶屋
(
みずぢゃや
)
が
忽
(
たちま
)
ち
江戸中
(
えどじゅう
)
の
評判
(
ひょうばん
)
となっては、
凶
(
きょう
)
が
大吉
(
だいきち
)
に
返
(
かえ
)
った
有難
(
ありがた
)
さを、
涙
(
なみだ
)
と
共
(
とも
)
に
喜
(
よろこ
)
ぶより
外
(
ほか
)
になく
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
下谷
(
したや
)
谷中
(
やなか
)
の
片
(
かた
)
ほとり、
笠森稲荷
(
かさもりいなり
)
の
境内
(
けいだい
)
に、
行燈
(
あんどん
)
懸
(
か
)
けた十一
軒
(
けん
)
の
水茶屋娘
(
みずちゃやむすめ
)
が、三十
余人
(
よにん
)
束
(
たば
)
になろうが、
縹緻
(
きりょう
)
はおろか、
眉
(
まゆ
)
一つ
及
(
およ
)
ぶ
者
(
もの
)
がないという、
当時
(
とうじ
)
鈴木春信
(
すずきはるのぶ
)
が一
枚刷
(
まいずり
)
の
錦絵
(
にしきえ
)
から
おせん
(新字新仮名)
/
邦枝完二
(著)
“笠森稲荷”の解説
笠森稲荷(かさのもりいなり、かさもりいなり)は、大阪府高槻市にある稲荷神社と、そこから勧請された神社である。笠森稲荷神社、笠森神社(かさのもりじんじゃ)とも呼ばれる。笠の訓読により、瘡(かさ、かさぶた)平癒の神として信仰された。
(出典:Wikipedia)
笠
漢検準1級
部首:⽵
11画
森
常用漢字
小1
部首:⽊
12画
稲
常用漢字
中学
部首:⽲
14画
荷
常用漢字
小3
部首:⾋
10画
“笠森稲荷”で始まる語句
笠森稲荷側