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空濶
ふりがな文庫
“空濶”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
くうかつ
75.0%
くうくわつ
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
くうかつ
(逆引き)
案内の市川君が
鶉
(
うずら
)
ですと云ったので始めてそうかと気がついたくらい早く、鶉は眼を
掠
(
かす
)
めて、
空濶
(
くうかつ
)
の
中
(
うち
)
に消えてしまった。その
迹
(
あと
)
を見上げると、
遥
(
はるか
)
なる大きい鏡である。
満韓ところどころ
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その範疇を打開することが修業の第一歩であろう、頭の中からまず学問を叩き出すがよい、
跼蹐
(
きょくせき
)
たる
壺中
(
こちゅう
)
からとびだして、
空濶
(
くうかつ
)
たる大世界へ心を放つのだ、窓を明けろ……
荒法師
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
空濶(くうかつ)の例文をもっと
(3作品)
見る
くうくわつ
(逆引き)
然
(
しか
)
し
樹木
(
じゆもく
)
が
吸收
(
きふしう
)
して
獲
(
え
)
た
物質
(
ぶつしつ
)
の一
部
(
ぶ
)
を
地
(
つち
)
及
(
およ
)
び
空氣
(
くうき
)
に
還元
(
くわんげん
)
せしめようとして
凡
(
すべ
)
ての
葉
(
は
)
を
梢
(
こずゑ
)
から
奪
(
うば
)
つて、
到
(
いた
)
る
處
(
ところ
)
空濶
(
くうくわつ
)
で
且
(
かつ
)
簡單
(
かんたん
)
にすることを
好
(
この
)
む
冬
(
ふゆ
)
の
目
(
め
)
には、
櫟
(
くぬぎ
)
の
枯葉
(
かれは
)
は
錯雜
(
さくざつ
)
し、
溷濁
(
こんだく
)
して
見
(
み
)
えねばならぬ。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
空濶(くうくわつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
濶
漢検1級
部首:⽔
17画
“空”で始まる語句
空
空地
空虚
空想
空洞
空腹
空家
空気
空嘯
空手
検索の候補
天空海濶
“空濶”のふりがなが多い著者
徳田秋声
長塚節
夏目漱石
山本周五郎