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しやう
日本でも
徳川柳營において、いつのころからか『
地震の
間』と
稱して、
極はめて
頑丈な一
室をつくり、
地震の
際に
逃げこむことを
考へ、
安政大震の
後
わが
國の
姓名の
發生發達の
歴史はこゝに
述べないが、
要するに
今日吾人の
姓と
稱するものは
實は苗字といふべきもので、苗字と姓と
氏とはその
出處を
異にするものである。
太古の
日本家屋は、
匠家のいはゆる
天地根元宮造と
稱するもので
無造作に
手ごろの
木を
合掌に
縛つたのを
地上に
立てならべ
棟木を
以てその
頂に
架け
渡し、
草を
以て
測面を
蔽うたものであつた。