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そしさま
ふりがな文庫
“
祖師様
(
そしさま
)” の例文
太い女だ、ひどい
奴
(
やつ
)
があるもんだ、どうかしてもう一度
江戸
(
えど
)
の
土
(
つち
)
を
踏
(
ふ
)
み、
女房
(
にようばう
)
子
(
こ
)
に
会
(
あ
)
つて死にたいものだ、お
祖師様
(
そしさま
)
の
罰
(
ばち
)
でも
当
(
あた
)
つたのかしら。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
父親
(
おやじ
)
の
居
(
い
)
る時分、連立って
阿母
(
おふくろ
)
の
墓参
(
はかまいり
)
をすると、いつでも帰りがけには、この仁右衛門の堂へ寄って、世間話、お
祖師様
(
そしさま
)
の一代記、時によると、軍談講釈
縁結び
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
久
(
ひさ
)
し
振
(
ぶ
)
りであなたにお目にかゝつてそのお
酌
(
しやく
)
で
頂
(
いたゞ
)
くのはお
祖師様
(
そしさま
)
の
引
(
ひ
)
き
合
(
あは
)
せでございませう、イエたんとは
頂
(
いたゞ
)
きません。
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
尋常
(
じんじやう
)
な、
婦
(
をんな
)
の
人
(
ひと
)
ほどに
見
(
み
)
えつけ。
等身
(
とうしん
)
のお
祖師様
(
そしさま
)
もござれば
丈六
(
ぢやうろく
)
の
弥陀仏
(
みだぶつ
)
も
居
(
ゐ
)
さつしやる。
神鑿
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
ひどく
降
(
ふ
)
るな、
久
(
ひさ
)
しいあとに
親父
(
おやぢ
)
が
身延山
(
みのぶさん
)
へ
参詣
(
さんけい
)
に
行
(
い
)
つた時にやつぱり雪の
為
(
た
)
めに
難渋
(
なんじふ
)
して木の下で
夜
(
よ
)
を
明
(
あか
)
したとのことだがお
祖師様
(
そしさま
)
の
罰
(
ばち
)
でもあたつてゐるのかしら
鰍沢雪の夜噺(小室山の御封、玉子酒、熊の膏薬)
(新字旧仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
▼ もっと見る
三「何でも金にさえなれば
摩利支天様
(
まりしてんさま
)
でもお
祖師様
(
そしさま
)
でも拝むんで、それだから神様の
紋散
(
もんじら
)
しが付いて居るんで……
母親
(
おふくろ
)
さん
今日
(
こんち
)
は、お留守でげすか……美代ちゃん今日は」
松と藤芸妓の替紋
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
そんなら婆さん
屹度
(
きっと
)
頼んだぜ、さア
此奴
(
こいつ
)
が有りゃア大威張だ、時に兼ちゃん何うです大変な賑いですねえ、今日のお賽銭は
何
(
ど
)
のくらい上りましょう、
羨
(
うらやま
)
しいね私もお
祖師様
(
そしさま
)
に成りてえ
松の操美人の生埋:02 侠骨今に馨く賊胆猶お腥し
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
祖
常用漢字
小5
部首:⽰
9画
師
常用漢字
小5
部首:⼱
10画
様
常用漢字
小3
部首:⽊
14画
“祖師”で始まる語句
祖師
祖師堂
祖師部