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眞
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ほ
ふりがな文庫
“
眞
(
ほ
)” の例文
新字:
真
然うさ、
都
(
すべ
)
て人間といふものは然うしたものさ。
眞
(
ほ
)
ンの
小
(
ちい
)
ツぽけな理由からして素敵と大きな事件を
惹起
(
ひきおこ
)
すね。
解剖室
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
爲方
(
しかた
)
がないから、
御酒
(
ごしゆ
)
で
蟲
(
むし
)
を耐へてゐたのが、何時か
眞
(
ほ
)
んとののむべいになつて了ツたんですけれども、そりや誰だつて好んでのむべいになる者アありやしませんよ。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
二
階
(
かい
)
と謂ツても、
眞
(
ほ
)
ンの六
畳
(
でふ
)
一
(
ひ
)
と
室
(
ま
)
で、一
間
(
けん
)
の
押入
(
おしいれ
)
は付いてゐるが、
床
(
とこ
)
の
間
(
ま
)
もなければ
椽
(
えん
)
も無い。何のことはない
箱
(
はこ
)
のやうな
室
(
へや
)
で、たゞ南の方だけが中窓になツてゐる。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
「
眞
(
ほ
)
ンとに」と、友は痛く感じたやうな
語調
(
てうし
)
で、「僕等の將來は
暗黒
(
あんこく
)
だ。 ...
虚弱
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
眞
(
ほ
)
ンの
少時
(
しばらく
)
ではあつたけれども、周三の頭は全ての壓迫から
脱
(
まぬが
)
れて、
暗澹
(
あんたん
)
たる空に薄ツすりと
日光
(
につくわう
)
が射したやうになつてゐた。眼にも心にも、たゞ紅い花が見えるだけだ。何しろ彼の心は
柔
(
やわら
)
いでゐた。
平民の娘
(旧字旧仮名)
/
三島霜川
(著)
眞
部首:⽬
10画
“眞”を含む語句
眞實
眞向
眞正面
眞個
眞中
眞直
眞心
眞青
眞箇
眞白
眞逆
眞盛
眞最中
眞面目
眞黒
眞赤
眞紅
眞珠
眞蒼
眞先
...