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直
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ずつ
ふりがな文庫
“
直
(
ずつ
)” の例文
待設
(
まちまう
)
けたりと云ひつゝ兩人
直
(
ずつ
)
と立上り左仲を中に
取圍
(
とりかこ
)
みサア懷中の金を置て
行
(
ゆけ
)
若
(
もし
)
彼是
(
かれこれ
)
いふ時は是非に及ばず
荒療治
(
あられうぢ
)
だぞと兩人左仲が手を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「私は、御母さん、貫一さんに顔が合されないわね。だから
若
(
も
)
し
適
(
ゆ
)
くのなら、もう
逢
(
あ
)
はずに
直
(
ずつ
)
と行つて
了
(
しま
)
ひたいのだから、さう云ふ都合にして下さいな。私はもう逢はずに行くわ」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
呼
(
よび
)
二
階
(
かい
)
へ上り三人
膝
(
ひざ
)
を
突合
(
つきあは
)
せしに彦三郎は
聲
(
こゑ
)
を
潜
(
ひそ
)
め御家内樣御聞下されても
相成
(
あひなり
)
申さずと
直
(
ずつ
)
と
壁
(
かべ
)
の
際
(
きは
)
へ寄り私は
大坂
(
おほさか
)
堂島
(
だうじま
)
の彦三郎と申者なるが
昨夜
(
さくや
)
御當地
(
ごたうち
)
へ
到着
(
たうちやく
)
致
(
いた
)
し
未
(
まだ
)
宿
(
やど
)
も取らず夜の明るを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「おや、さうで。それではこの下から
直
(
ずつ
)
とお宅の方へ
行
(
い
)
かれますのね」
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
直
(
ずつ
)
と若返つて二人で写すなんぞも可いぢやないか。
金色夜叉
(新字旧仮名)
/
尾崎紅葉
(著)
“直”の意味
《名詞》
(じき)
(じか)
(あたい/あたえ 歴史的仮名遣い:あたひ/あたへ)古代日本において、県主等に与えられた姓。
(すぐ)将棋の棋譜での用語で、駒をまっすぐ前に進めること。
《形容動詞》
(じき)短い期間のうちに、すぐにと言うわけではないが、そうなるまでに大きな変化はなく。
(出典:Wiktionary)
直
常用漢字
小2
部首:⽬
8画
“直”を含む語句
正直
直接
直下
素直
真直
直道
直立
驀直
強直
直衣
眞直
立直
硬直
直角
御直
直後
直面
宿直
直々
直截
...