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獻酬
ふりがな文庫
“獻酬”のいろいろな読み方と例文
新字:
献酬
読み方
割合
けんしう
66.7%
とりやり
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
けんしう
(逆引き)
「なあおつう、さうだな」と
身體
(
からだ
)
を
横
(
よこ
)
に
向
(
む
)
けていつた。
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
と
土間
(
どま
)
との
界
(
さかひ
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る
柱
(
はしら
)
の
陰
(
かげ
)
にランプの
光
(
ひかり
)
から
身
(
み
)
を
避
(
さ
)
けるやうにして一
座
(
ざ
)
の
獻酬
(
けんしう
)
を
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た
女房等
(
にようばうら
)
の
手
(
て
)
が
俄
(
にはか
)
におつぎの
臀
(
しり
)
をつゝいて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
やがて交る/″\風呂に入つた二人の浪人者は、一本つけさして、互に
獻酬
(
けんしう
)
を始めました。平次はその間に部屋を出て、懷紙に帳場
硯
(
すゞり
)
でサラサラと何やら
認
(
したゝ
)
め、店先に立つて宵の街を眺めて居ります。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
獻酬(けんしう)の例文をもっと
(2作品)
見る
とりやり
(逆引き)
忽
(
たちま
)
ち一
杯
(
ぱい
)
を
干
(
ほ
)
して
獻酬
(
とりやり
)
が
始
(
はじ
)
まつた。
注
(
つ
)
がれるものは
茶碗
(
ちやわん
)
の
手
(
て
)
を
擧
(
あ
)
げて
相手
(
あひて
)
が
持
(
もつ
)
てる
徳利
(
とくり
)
の
口
(
くち
)
へ
手
(
て
)
を
掛
(
か
)
けて
酒
(
さけ
)
の
滾
(
こぼ
)
れるのを
防
(
ふせ
)
いだ。
酒
(
さけ
)
が
始
(
はじ
)
まつてから
皆
(
みな
)
が
妙
(
めう
)
に
鹿爪
(
しかつめ
)
らしく
居
(
ゐ
)
ずまひを
改
(
あらた
)
めた。
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
獻酬(とりやり)の例文をもっと
(1作品)
見る
獻
部首:⽝
20画
酬
常用漢字
中学
部首:⾣
13画
“獻”で始まる語句
獻
獻立
獻上
獻物
獻納
獻公
獻祭
獻言
獻納者
獻納豚
“獻酬”のふりがなが多い著者
長塚節
野村胡堂