トップ
>
けんしう
ふりがな文庫
“けんしう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句
割合
献酬
50.0%
獻酬
50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
献酬
(逆引き)
一夕
(
いつせき
)
、松川の
誕辰
(
たんしん
)
なりとて奥座敷に予を招き、
杯盤
(
はいばん
)
を排し
酒肴
(
しゆかう
)
を
薦
(
すゝ
)
む、
献酬
(
けんしう
)
数回
(
すくわい
)
予は酒といふ
大胆者
(
だいたんもの
)
に、幾分の力を得て
積日
(
せきじつ
)
の屈託
稍
(
やゝ
)
散じぬ。
妖怪年代記
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
汐留
(
しほどめ
)
の船宿、伊豆屋の表二階には、遊び人らしい二人の男が、さつきから差し向ひで、
頻
(
しきり
)
に
献酬
(
けんしう
)
を重ねてゐた。
鼠小僧次郎吉
(新字旧仮名)
/
芥川竜之介
(著)
けんしう(献酬)の例文をもっと
(2作品)
見る
獻酬
(逆引き)
「なあおつう、さうだな」と
身體
(
からだ
)
を
横
(
よこ
)
に
向
(
む
)
けていつた。
板
(
いた
)
の
間
(
ま
)
と
土間
(
どま
)
との
界
(
さかひ
)
に
立
(
た
)
つて
居
(
ゐ
)
る
柱
(
はしら
)
の
陰
(
かげ
)
にランプの
光
(
ひかり
)
から
身
(
み
)
を
避
(
さ
)
けるやうにして一
座
(
ざ
)
の
獻酬
(
けんしう
)
を
見
(
み
)
て
居
(
ゐ
)
た
女房等
(
にようばうら
)
の
手
(
て
)
が
俄
(
にはか
)
におつぎの
臀
(
しり
)
をつゝいて
土
(旧字旧仮名)
/
長塚節
(著)
やがて交る/″\風呂に入つた二人の浪人者は、一本つけさして、互に
獻酬
(
けんしう
)
を始めました。平次はその間に部屋を出て、懷紙に帳場
硯
(
すゞり
)
でサラサラと何やら
認
(
したゝ
)
め、店先に立つて宵の街を眺めて居ります。
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
けんしう(獻酬)の例文をもっと
(2作品)
見る
検索の候補
とりやり
けんしゅう
さかずき
やりとり